今回ご紹介する修復対象とした絵画は右の様なものです。

仮題名 「ブリッジ」
作者  ー
技法 油彩画/麻布
寸法(cm) 49.5 × 64.5 (P15)

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所見/見積書作成

私どもの工房に持ち込まれた修復の求められた「絵」は、先ず修復家の目で絵画の状態を確認します。
それを記述し、それに対する処置の提案を見積書として提示、依頼者の御理解を得て修復を始めます。
 所見/処置の提案例です。
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修復作業 所見に基づき此の絵の修復に提案されたプロセスは以下の通りです。
  • ⑴ 絵具層の剥落箇所と浮き上がり箇所を部分的に剥離止めする。
  • ⑵ 画面上の埃、汚れを除去する。
  • ⑶ 木枠から作品を外し、カンヴァスの耳の部分を平に伸ばし、作業用板に仮張りをする。
  • ⑷ 作業中の画面保護のために表打ちを施す。
  • ⑸ 仮木枠を使用して画面の変形修正を行う。
  • ⑹ 裏面を掃除する。
  • ⑺ 裏面から合成樹脂系接着剤を含浸しさせる。
  • ⑻ 裏打ち用カンヴァスを用意する。
  • ⑼ 裏打ちを施し、温圧により絵具層を定着させる。
  • ⑽ 表打ちの和紙を除去。
  • ⑾ 木枠に張り戻す。
  • ⑿ 絵具の欠損箇所にジェッソを充填し表面を整形する。
  • ⒀ ジェッソを充填した部分を補彩する。

次にそれぞれのプロセスを写真で見て頂きます


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